May 7, 2011

Shiroの渡米準備(ペットを連れての米国赴任)

This is about exporting Shiro, our dog to the States from Japan.  Sorry, this is in Japanese only.
先月末に赴任でNJへ渡米した夫を追って、次の週末にいよいよShiroと私も渡米します。
ペットを連れて渡米することについて何も知らなかったので、まずは情報集めから始めました。
しかし、WEB上で手続きをまとめているサイトは見つからず、動物病院で聞いた情報、検疫所のサイドに書いてある情報、米国大使館に聞かないと分からない情報とすべてバラバラで分かりづらかったので、ここにまとめたいと思います。

1. 以下の条件を整える
・日本を出国するための条件
動物検疫所において出国前に輸出検疫を受検し、輸出検疫証明書の交付を受ける(米国入国の条件に狂犬病予防接種が免除されているため、輸出検疫証明書の交付のみでOK)
・米国に入国するための条件
日本は狂犬病免除地域なので、開業医発行の健康証明書と輸出検疫検査証明書さえあれば入国できるが、今回Shiroさんは、狂犬病予防接種済み証明書、マイクロチップの装着の確認書類、混合ワクチン注射証明書、狂犬病抗体検査証明書 を用意して検疫検査証明書に記載してもらうことにした。
ちなみに米国入国条件はCDC(疾病管理予防センター)のサイトで確認。
http://www.cdc.gov/animalimportation/dogs.html

2. 空港の検疫所で輸出検疫証明書の交付を受けるため、事前(出国7日前まで)に輸出検査申請書と必要書類をFAXで提出(もしくはANIPASにて電子申請)
http://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/system/49.html#hajimete
私はANIPASで電子申請を行ったが、検索機能が使えなかったのでカット&ペーストしたりと手こずった。一度申請を行うと検疫所から確認のメールが届き、必要書類や検疫検査の詳細についての説明がある。米国入国は健康証明書さえあれば入国できるので、準備が整ったらそれをメールもしくはFAXで送付するだけでOK。(Shiroさんの場合は狂犬病予防接種証明、狂犬病抗体検査証明、混合ワクチン注射証明、マイクロチック登録書、健康証明書の内容を輸出検疫証明に記載してもらうため、これらの書類をスキャンしてメールで送付した)

3. 輸出検査の受検
全ての書類の原本を持参で、ペットと共にフライト時間の3時間前に動物検疫所にて受検し、輸出検疫証明書の交付を受ける。

<補足;各証明書について>
・狂犬病予防接種済み証明書:過去1年以内に注射を行っている場合、開業医に証明書を発行してもらう。狂犬病予防接種および証明書2700円。
・狂犬病抗体検査証明書:30日間隔で2回の狂犬病ワクチンを注射し、2回注射後7~14日で動物病院にて採血したもらった血清を冷蔵便の宅配で相模原の(財)畜産生物科学安全研究所へ申請書(獣医師の自筆サインが必要)、振込確認書とともに送付すると12日後に証明書を送付してくれる。血清採取3000円。抗体検査および証明書発行12000円。
http://www.riasbt.or.jp/services/test/rabies/rabies.html
・マイクロチップの装着日と番号を確認できる書類(動物IDデータ登録書類など):開業医に書類を発行してもらう。マイクロチップ5000円。IDデータ登録料1000円。
・ 混合ワクチン注射証明書:過去1年以内に注射を行っている場合、開業医に書類を発行してもらう。混合ワクチンおよび証明書7350円。
・ 健康証明書:出発日から10日以内に開業医に発行してもらう。証明内容については、
http://www.maff.go.jp/aqs/animal/aq12-1.html を参照。証明書3000円

つまり、これらの書類を輸出検査証明書に記載してもらう場合には少なくとも2ヶ月半前から準備が必要。
74日前:狂犬病予防接種を行う(動物病院)
44日前:2回目の狂犬病予防接種を行う(動物病院)
30日前:抗体検査のための血清採取を行い(動物病院)、畜産生物化学安全研究所へ獣医の自筆サイン入りの申請書原本と振込確認書とともに冷蔵宅配便にて送付
14〜8日前までに:マイクロチップの挿入とIDデータ登録を依頼し、登録書を入手する(動物病院)
必要であれば混合ワクチン接種し、接種証明書を発行してもらう(動物病院)
10日前:開業医 に健康証明書を発行してもらう(動物病院)
7日前までに:FAXもしくはANIPAS電子申請にて検疫検査の申請を行う。この際に上記書類を添付するが、準備が整っていないものについては当日持参でOK。

繰り返しになりますが、米国入国には上記書類のうち健康証明書のみ必須であり、他は要求されておりません。

その他の準備としてはフライトの下調べ。
Shiroさんはマルチーズなのでギリギリ機内持ち込み手荷物で連れて行けるサイズ。そのため、唯一成田矢印左右NYCで機内持ち込みが許可されているデルタ航空を選択。
ただ、座席下のスペースに入る大きさのケージでなくてはならないため、座席下のスペースが小さいビジネスクラスだと、逆にIATAの規定である立った状態で頭が付かない程度の高さのケージが入らない。
ビジネス→ 縦x横x高 45x30x20
エコノミー→ 縦x横x高 51x36x28
というわけで、無理矢理押し込めるソフトタイプのキャリーを用意しました。
http://mederuno.com/SHOP/ibiyaya-tc.html


Shiroさん、もうすぐパパさんに会えるよ〜

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